歩き流し猟成功 2021年11月23日

2021年11月23日に、歩き流し猟によるシカ♀1頭の捕獲に成功した。

日の出 (6:39AM)から少し遅れて7:30頃に入林、谷間を30分程歩いたところでシカが鳴いたので、静かにしゃがんで声のした方向を確認。シカ1頭が斜面中腹に立ってこちらを見ていたので、装填し構え1発を発砲、狙ったシカが飛び上がり斜面下部へ落ちたように見えたが、死角に入り確認できず。撃った直後に、狙った個体が立っていたの近くの倒木影から、幼獣と思われるシカがピョンと飛び出て奥へ逃げようとしたので、その背中へ向けて1発を発砲、こちらは手応えもなく、弾倉にはもう1発入っていたが、視界から消えたため撃つことはできなかった。

着弾地点周辺を探すも血痕は見つからず、2発とも外したのかと思ったが、最初に撃った個体が落ちていったかも知れない方向を探すと、1頭が谷底に落ちて藻掻いているのを発見。念のため首元と頭に1発ずつ止め矢を撃って、完全に止まった。写真を撮ったのが8:09 AMなので、実際に撃ったのは8:00 AM付近と思われる。

銃はBeretta A400 Xplor Action (20ga 26in)、チョークはPorted +20mm CL、照準はダットサイト、弾はレッドバード フィールドスラッグ。

射距離は46m (斜距離、レーザー測定)で、谷間から斜面中腹へ向けてのやや打ち上げ。射撃体勢は委託なしの膝撃ち。

最初に当たった弾は、脊椎を破壊しており、谷へ自力で降りてから登れなくなったというよりは、ただただ落ちたのであろうと思う。

本来は右の肩甲骨辺りを狙っていたので、左上方向に着弾がずれており、その所為で背肉の一部を失ってしまったのは反省点である。とはいえ理想的な状況で、落ち着いて1発で仕留められたのは良かった。

捕獲した個体は、その場で内蔵を抜いて埋設、四肢の先も切り落としてから、車まで引き摺って回収したのであるが、内蔵を抜いている最中に、近くで幼獣と思われるシカの鳴き声がした。私が銃を手にしてシカの姿を探すと、こちらが動いたことで人の姿を認め、再度逃げていく姿を視認できたが、発砲には至らなかった。恐らくであるが、2発目に撃った捕獲個体の子供と思しき幼獣が、母親を探しに戻ってきたのだと思われる。

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