2024年11月4日 (猪・鹿を対象とした猟期の拡張期間)に、コール猟でシカ♂1頭を捕獲することができた。
銃はBeretta A400 Xplor Action (20ga 26in)、チョークはPorted +20mm IC、照準はライフルスコープ (1-6×24)、弾はレッドバード フィールドスラッグ。鹿笛はBURNHAM BROS.のDEER BLEAT。
日の出から入った1箇所目、4つ目のポイントで最初に笛を吹いてから12分経過した時、背後に気配を感じて振り返ると、小型の♂1頭がこちらを向いて立っているのが見えた。私が動いたことで少し奥へと逃げたが、再度笛を吹くと、回り込むようにゆっくり近づいて来る。地形でシカの姿が見えなくなったタイミングで銃を構え、撃ちやすい位置までシカが移動したところで1発を発砲。撃たれた個体が谷へ落ちていくのが見えたので、脱砲して近づきナイフで首元を切って止め刺しした。
射距離は31m (斜距離、レーザー測定)で、やや上方向への射撃。射撃体勢は座射。
笛を吹いて待つ間は、大径木に寄りかかって座るようにしているのだが、これだと背後からシカがやってきた時に気づきにくい。首だけを動かして見渡せる角度は限られているし、背にした木が太い場合はさらに視野が限られる。その場所で笛を吹いた際にどの方向からシカがやって来る可能性が高いか、ということに関しての経験が少なすぎるので、現状では思い通りの方向からシカが来てくれるかは、運任せな部分もある。今回はコールによく反応して警戒心の薄い個体だったので、捕獲することができたという感じである。
この日は、車で移動した2箇所目でもコールでシカが現れ、3段角の♂が10m以内まで接近してきたが、位置関係が悪かったためになかなか発砲できず、1発撃ったものの失中して逃してしまった。小型の♂1頭は捕獲できたが、その後の失敗で反省の残る結果となってしまった。