2024年1月8日に歩き流し猟でシカ♀1頭の捕獲に成功した。
銃はBeretta A400 Xplor Action (20ga 26in)、チョークはPorted +20mm IC、照準はライフルスコープ (1-6×24)、弾はレッドバード フィールドスラッグ。
この日は前夜から雪が降り、最大で10cm程度積もったところへ出猟した。朝イチに入った1ヶ所目では、シカ3頭が遠くで走って逃げるのが見えただけで、発砲に至らず。昼から入った2ヶ所目で、単独と思われるシカ♀1頭と出会えた。明らかにこちらを見てはいるが、倒木の後ろに隠れているつもりなのか逃げようとしないので、落ち着いて体勢を整え1発を発射。撃った瞬間に失敗したと思うほど、本来狙うべきところよりシカの後部を撃ってしまったが、走り出したシカは30mほど先で転倒した。薬室から弾を抜き、シカが倒れたところまで近づくと、シカが再度立ち上がり、よろよろと歩きだしてしまったので、再度弾を込め前脚を狙って1発を撃った。再度近づくとまだ息があったので、ナイフで首元を切って放血させ、完全に沈黙した。
1発目の射距離は41m (斜距離、レーザー測定)で、やや上部への射撃。射撃体勢は膝撃ち。2発目の射距離は目測で15m程度で、射撃体勢は立射。
1発目は、シカの右側面から入って肝臓の一部を破壊した後、胃と腸を掠めてから、左後脚の付け根付近へ抜けていた。多少斜めではあったものの、シカは横を向いていたので、まっすぐな軌道ならモモ肉を貫通することはなかったはずであり、弾がシカ体内で軌道を変えたものと思われる。ギリギリ肝臓に当たっていたので、2発目を撃たずともシカは止まっただろうが、理想的な位置に当てられず、反省の残る捕獲となった。