歩き流し猟成功 2023年12月13日

2023年12月13日に歩き流し猟でシカ♂1頭の捕獲に成功した。

銃はBeretta A400 Xplor Action (20ga 26in)、チョークはPorted +20mm IC、照準はライフルスコープ (1-6×24)、弾はレッドバード フィールドスラッグ。

この日は、日の出から少し遅れて出猟し、高標高域の斜面を等高線上に横切る道 (公道ではない)を歩いていた。曲がり角を曲がって視界が開けたところで、道のすぐ下に谷を上がって来たと思われるシカ♂がいたため、体勢を整えて装填、射撃した。この間、シカとは目が合っていたものの、逃げ出す前に発砲することができた。

射距離は21m (射距離、レーザー測定)で、やや下部への撃ち下ろし。射撃体勢は膝撃ち。

撃たれた個体は谷を下りるように走り出したが、30〜40m程走ったところで転倒、そのまま息絶えた。途中、射距離52m (同上)で走っている横から2発目を撃ったが、それは外れたようである。

これまで歩き流し猟での最も短い射距離は、走っていた個体への23mだったので、21mで止まっていた個体へ撃てたというのは、出会いの位置関係がたまたま良かったうえに、素早く射撃できたということになるかと思う。

弾は右脚の肩甲骨を撃ち抜き、肺の一部を破壊して大量出血を起こしていた。弾が左側面へ抜けていなかったので、解体しつつ探すと、体内から弾頭が出てきた。これまで撃ってきた個体を全てちゃんと調べたわけではないが、弾頭を回収できたのはこれが初めてである。

少し汚れが付いた状態であるが、弾頭部分の重量を測ってみると約18gであった。レッドバードフィールドスラッグの20番は弾頭重量が25gのはずなので、弾頭の一部は着弾時に割れて分離したものと考えられる。

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