ため池鴨猟で2羽撃墜 2022年11月15日

初猟日である2022年11月15日に鴨狙いで単独出猟し、マガモとコガモを1羽ずつ落とすことが出来たが、コガモの方は藪に落ちて発見できず、回収できたのはマガモ1羽のみであった。

銃はMS-2000 Sport GR.1、チョークは上下ともインプシリンダー (スチール装弾ではモデ相当になる)で、弾はRXP-SOFT STEELの5号を使用した。

当日は約15の池を廻り、うち3つは2回訪れ、鴨との遭遇は7,8回あった。

3組ほど他の狩猟者とも出くわしたので、訪れた池の中には先行者が既に廻っていた池もあったと思われる。

単独で鴨を撃つのは初めてだったが、大きな池では単独で鴨を撃ち落とすのが容易ではない、ということがよく分かった。

三方が木で囲まれた農業用ため池の場合、堰堤を登って顔を出すと、飛び立った鴨は堰堤側にしか開けた空間がないため、自分の方向に向かって飛んでくることが多い。この時、鴨が手前の水面に浮いていれば難しいことは無いのだが、奥の茂みに隠れているものが飛び立った場合、人の姿を認めた鴨はなるべく人間から離れた位置を飛ぼうとするので、長い堰堤に射手が1人だけしかいないと、鴨を正面から撃つことはできず、ある程度の距離を横から撃つような構図になりやすい。池の奥行きがあればあるほど、高度も高くなりがちなので、当てるのはなお困難になる。

射手が複数いれば、間隔を空けて堰堤に配置し、鴨に姿を見せて飛び立たせる役と、鴨が飛ぶまで姿を隠して撃ち落とす役とに分かれて、鴨の裏をかくことも可能だろう。池ごとに作戦を考えて、効率よく鴨を捕獲できるようになりたい。

加えて、回収できなかったコガモのことも悔やまれる。弾を当てて落とせることも大事だが、鴨の落下地点まである程度コントロールできないと、回収に時間がかかったり、回収不能になってしまうことがある。この辺りも今後の課題である。

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