コール猟成功 2023年11月1日

2023年11月1日 (猪・鹿を対象とした猟期の拡張期間)に、コール猟でシカ♂1頭を捕獲することができた。

私が住んでいる都道府県は通常猟期の開始が11月15日なのだが、隣の都道府県ではシカとイノシシに限り11月1日からとなる。今年度はシカのコール猟に挑戦することを目標の1つとしていたので、少しでも早いタイミングで出猟するために他都道府県登録をしたのだが、初日からその成果が表れて嬉しい。

銃はBeretta A400 Xplor Action (20ga 26in)、チョークはPorted +20mm IC、照準はライフルスコープ (1-6×24)、弾はレッドバード フィールドスラッグ。鹿笛はBURNHAM BROS.のDEER BLEAT。

日の出と共に山へ入り、笛を吹いた1箇所目で、最初に笛を吹いた2分半後にシカを視認できた。シカの頭が木の幹に隠れたタイミングで装填して構え、上半身が顕になった段階ですぐさま1発を発砲した。

射距離は31m (斜距離、レーザー測定)で、やや上方向への射撃。射撃体勢は座射。

撃たれたシカは何事もなかったかのように、というのは言いすぎであるが、やや早歩きで去ってしまったので、一瞬外したかと思ったが、そんなはずはない。少し探し回って血痕を発見し追跡すると、撃たれた位置から30〜40m程先の沢に倒れ込んで絶命していた。

弾はシカの右側面から入って肝臓を損傷していた。理想的な狙点よりやや後方にずれてしまっていたが、胃を傷つけること無く肝臓が破壊できていたので、悪くはない。

この日は諸事情で予定していた場所に入れず、当日初めて入る場所であったのだが、隣接する山では猟期前に2回下見をしており、植生や鹿の生息状況については予め情報を得ていた。時間を使って色々準備した成果が出るというのは、非常に満足感の得られることである。

開始10分で1頭獲れてしまったので、捕獲した鹿を沢に浸けた後、更に2時間ほど歩いてコールや歩き流しをしてみたが、シカが出ることは無かった。

Leave a Comment